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2017年5月21日日曜日

ソフィアからセルビア ベオグラードへ。

 朝7時半にバスセンターに行きベオグラード行のバスに乗車しました。バスセンターは中央駅のすぐ隣にあります。
ここからブルガリア国境を越えセルビアに入ります。セルビアに入るとそこでバスを乗り換えベオグラードに行きます。ルーマニア、セルビアはEUに加盟してないので出入国審査を受けなければ出入国できません。1時に到着し時計を見ると12時でした。時差が一時間あるみたいです。時計を修正しブルガリアの国境で出国審査を受けその後300メートル程進んでセルビアの入国審査を受けるのですが一時間ほど待たされます。ロシアから来たご婦人と仲良しになり色々お世話になりました。ニーシでバスを乗り換える時にその御夫人と別れセルビアのバスに乗ろうとしたら荷物をバスに積み込むときにお金を徴収しているのが見えました。聞けば100ディナール(115円)必要との事。チケットは通しで買っていたのでディナールの所持金はゼロ。ブルガリアの通貨は少し残っていたのですが。荷物は車内持ち込み可能だったので持ち込もうとしていると隣で様子を見ていたご婦人が100ディナールを支払ってくれました。お言葉に甘えてお礼を言いました。ベオグラードに着いて降車の際に再度お礼を言い日本語でアリガトウ!と言うとアリガトウゴザイマシタ!の返事!途中15分程話をしながら分ったのですが20年ほど前に東京のアジアスクールで英語教師をしていたとの事!息子さんと娘さんが迎えに来ていたのでサヨウナラ!とお互いに言い合い別れました。日本語を思い出しながら一所懸命しゃべってくれました。今まででもそうだったのですが何か困ったことが起きると周りの誰かが(特に女性)助けに入ってくれます。これが旅の良さかも知れません。そういえば仕事中に何度か困った外国の旅行者(ヒッチハイカー)を車に乗せてあげたことが有りました。これだから旅行は楽しい!!
ホテルに早く着いたのでネットで次の予定を調べているとザグレブ行のバスの切符が21日は売り切れ!22日は残り4枚!大慌てで2枚確保しました。ラッキー。これでゆっくりブカレストで購入したJack Danielsを味わえます。

追記:セルビアこの近辺は旧ソ連崩壊に絡みもめごとが絶えません。ボスニアヘルチェゴビナ、クロアチア、コソボ、マケドニア、セルビア国間でいまだに揉めています。特にコソボに最初に入国するとセルビアからは出国出来ません。セルビアがコソボを独立国として承認していないからです。未だに宗教施設(世界遺産に登録されている)にはNATOの平和維持軍が駐留しています。この近辺を旅行するときにはチェックが必要です。

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